肉離れになった方に「私はどの程度重症なんですか?」とよく聞かれます。
本記事では、25年以上の豊富な施術経験を持つ現役整体師が、肉離れの重症度を表にして分かりやすくお答えします。
肉離れの重症度を程度別に分類すると以下の様になります。
損傷レベル | 症状・状態 |
1度 軽症 |
筋細胞の破壊、筋間損傷 |
筋断裂なし。患部に圧痛、動作痛、違和感がある。 | |
2度 中等度 |
筋肉の部分断裂 |
腫れ、ハッキリした痛み(圧迫時、動作時)、へこみ、内出血がある。 例:ふくらはぎの場合 歩行時、足が地面に着かないように少し持ち上げて引きずる感じでピョコピョコ歩きになるなど。 |
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3度 重症 |
完全断裂、損傷の多い部分断裂 |
腫れ、強い痛み(圧迫時、動作時)、へこみ、内出血(受傷後24時間前後で患部や足先の方向に確認)歩くのは無理で、松葉杖での歩行になります。手術が必要な場合もあります。 |
肉離れの重症度 参考写真
ハムストリングスは、重症であるほど足が上がりません。
大腿四頭筋も重症であるほど足が上がりません。
ふくらはぎは重症であるほどアキレス腱を伸ばせません。
※あくまでも目安となります。正確な肉離れの診断には病院でMRIや超音波などの検査を受けて下さい。
まとめ
本記事では肉離れの見分け方・重症度をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
肉離れは突然に起こるなかなかにつらい症状です。無理に動かしてより悪化させてしまう前に、必ず病院で診断を受けましょう。
この記事を参考にしてご自身の現在の状態を確認してみてくださいね。
本記事をご覧くださり心から感謝いたします。この記事が少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。ありがとうございました。
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